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腎嚢胞

【単純性腎嚢胞】
腎嚢胞とは腎実質内に液体が貯留した嚢状の袋をいいます。片側あるいは両側の腎臓に1〜数個の嚢胞(嚢胞液という液体が詰まっている袋)ができる病気です。袋の内容物の液体は、血液が濾過された成分とほぼ同じで、単発のこともあれば多数の場合もあります。また、嚢胞は小児ではまれですが、加齢とともにその発生頻度が増し、40歳ではCTなどで約50%の人に確認されます。発症メカニズムについてはわかっておらず尿細管の憩室からできるとも言われています。通常は無症状でほとんど問題になりませんが、嚢胞による圧迫症状や高血圧、水腎症、血尿を来す時は、嚢胞液を穿刺吸引後にアルコールなどで固定したりするなどの外科的処置が必要となることもあります。
 
【単純性腎嚢胞の症状】
自覚症状は、嚢胞がよほど巨大にならないと腹部膨満感や腹痛は起こりません。嚢胞による圧迫で腎動脈などが圧迫されレニンというホルモン分泌が亢進し高血圧や、赤血球増加症などがごくまれに起こる事があります。大きな嚢胞が腎盂(じんう)の近くにできたものは水腎症を来しやすく、次第に腎機能が低下していく可能性があります。

【単純性腎嚢胞の診断】
健康診断などでの腹部エコー検査、CTなどで偶然発見されることが多いです。
嚢胞が感染を起こし、持続する発熱、側腹部痛、膿尿(のうにょう)などが出現することがあります。嚢胞に悪性腫瘍が合併することがまれにあります。

【単純性腎嚢胞の治療】
圧迫症状、高血圧、尿路の閉塞などがあれば、外科的切除、開窓術、経皮的穿刺による吸引固定などが行われます。

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