尿道カルンクル
尿道カルンクル
中年以降の女性に見られる良性尿道腫瘍です。
外尿道口付近の尿道後壁から発生し、大きさは大豆くらいで、赤色の比較的やわらかい腫瘤です。
症状
無症状が多いですが、排尿時の尿道出血、血尿が多く、排尿痛や圧痛があることもあります。
腫瘤には血管が多いため、触れると容易に出血します。
診断
内診台での視診
治療
無症状の時は経過観察とすることが多いです。
炎症による疼痛がある場合は、軟膏の塗布で小さくなります。
出血と痛みがくり返されるときは、手術で摘除します。