メニュー

妊娠を考えている方へ|妊娠前に風しん抗体検査をおすすめします【練馬区】

[2026.09.27]

妊娠を考えている方に、ぜひ確認していただきたいのが

風しんの抗体が十分にあるかどうかです。

風しんは、発熱・発しん・リンパ節の腫れなどを起こす感染症です。

大人が感染すると重症化することもありますが、

特に注意が必要なのが妊娠中の感染です。

妊娠初期に風しんに感染すると、胎児にも感染し、【先天性風しん症候群】を起こす可能性があります。

先天性風しん症候群では、胎児に難聴、先天性心疾患、白内障などの合併症がおこることがあります。

なぜ「妊娠前」の風しん抗体検査が大切なのでしょうか?

風しんを予防する方法として、MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)の接種があります。

ただし、MRワクチンは生ワクチンのため、妊娠中は接種することができません。

さらに、MRワクチンを接種した女性は、接種後2か月は避妊をする必要があります。

そのため、妊娠してから「風しんの抗体が低い」と分かっても、

その妊娠中にワクチンを接種することはできません。

だからこそ、

妊娠を考え始めた段階で、まず風しん抗体検査を受けておくこと

がとても大切です。

練馬区も、妊娠前の女性やその家族について、医療機関で風しんに対する免疫を調べ、

必要に応じて予防接種を受けるよう案内しています。

練馬区では風しん抗体検査の費用助成があります

練馬区では、先天性風しん症候群を予防するため、一定の条件を満たす方を対象に

風しん抗体検査と風しん予防接種の費用助成を実施しています。

2026年度の練馬区の制度では、抗体検査日に練馬区に住民登録がある19歳以上で、

次のいずれかに該当する方が対象です。

  • 妊娠を希望している女性
  • 妊娠を希望している女性の同居者
  • 妊娠している女性の同居者

対象となる方は、風しん抗体検査の自己負担はありません。

なお、すでに風しんを含むワクチンを2回以上接種している方などは、助成対象外となる場合があります。

詳しい条件については練馬区のホームページをご確認ください。

抗体が低かった場合はMRワクチンを接種できます

風しん抗体検査の結果、抗体価が低い、または感染予防に十分な抗体がないと判明した場合には、

MRワクチンの接種が可能です。

(風疹単独ワクチンは流通量が少なく、当院ではMRワクチンを取り扱っています。)

練馬区の助成対象となる方は、予防接種についても自己負担なしで1回接種できます。

ただし、妊娠中の方は接種できません。

妊娠を希望されている女性は、抗体検査を早めに受け、

必要であればワクチン接種を済ませてから妊娠を考えることをお勧めします。

「小さい頃にワクチンを受けたはず」
「母子手帳に接種歴があるから大丈夫」

と思われる方も多いと思います。

しかし、接種歴がはっきりしない場合や、接種回数が1回だけだった場合には、

十分な抗体があるかどうか分からないことがあります。

妊娠を考えている方で、風しんの抗体価が分からない場合には、

一度抗体検査で確認しておくことをおすすめします。

パートナー・同居のご家族も風しん対策を

風しん対策は、妊娠を希望している女性だけのものではありません。

妊娠中はMRワクチンを接種できないため、パートナーや同居するご家族が風しんに感染し、

家庭内に持ち込まないことも重要です。

練馬区の風しん抗体検査の助成制度も、妊娠を希望する女性の同居者や、

妊娠している女性の同居者を対象としています。

妊娠を考えているご夫婦は、ぜひ一緒に風しんの抗体について確認してみてください。

練馬区の助成を利用する場合は「検査前」の申請が必要です

ここは特に注意が必要です。

練馬区の費用助成を利用する場合、風しん抗体検査や予防接種を受ける前に申請が必要です。

検査・接種後に申請しても、費用助成や償還払いは受けられません。

 

風疹抗体検査を受けるまでの流れ

おおよその手順は以下のようになります。

① 練馬区に事前申請

 ↓

② 練馬区から必要書類が届く

 ↓

③ 当院での検査をご希望の方は、WEB・お電話で糖尿病・内科をご予約ください

 ↓

④ 採血による風疹抗体検査

 ↓

⑤ 抗体価を確認(1週間程度かかります)

 ↓

抗体が十分
→ 基本的に追加接種の助成はありません

抗体が低い・抗体がない
→ MRワクチンまたは麻疹ワクチンの費用助成対象となります。

 (受診時にはワクチンの予診票をお持ちください。)

練馬区の詳しい申請方法はこちらをご確認ください。

練馬区「風しん抗体検査・予防接種の費用助成」

妊娠を考え始めたら、早めに風しん抗体検査を

妊娠してから風しん抗体が低いことが分かっても、

妊娠中はMRワクチンを接種することができません。

さらに、MRワクチンを接種した場合、

女性は接種後2か月の避妊期間が必要になります。

そのため、

「そろそろ妊娠を考えようかな」

という段階で風しん抗体検査を受けておくことをおすすめします。

妊娠前に必要な対策を済ませておくことで、

妊娠中の風しん感染のリスクを減らすことにつながります。

当院では風しん抗体検査およびMRワクチン接種に対応しています。

練馬区の助成制度をご利用される方は、必要な書類をご準備のうえご受診ください。

 

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME