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尿路結石(腎結石・尿管結石・膀胱結石)

尿路結石とは

尿路結石とは、尿路に結石が形成される病気です。結石のある部位によって、腎結石、尿管結石、膀胱結石と呼びます。小さい結石であれば、尿といっしょに排泄されることがありますが、1cm近くの大きい結石の場合には手術などによって治療する必要があります。結石の原因としては、体質、代謝異常、内分泌疾患や、その他にも食生活などの生活習慣や肥満などがあげられます。

尿路結石の分類

カルシウム結石

尿酸結石

感染結石

シスチン結石

症状

結石が尿管でつまると様々な症状が出現します。しかし、結石が小さい場合は無症状のことも少なくありません。

①疼痛

疼痛側腹部から下腹部にかけて急に痛みが出現します。痛みが強い場合には嘔吐することもあります。

②血尿

③頻尿・残尿感

尿管結石が膀胱近くまで落ちると、頻尿や残尿感が出現することがあります。

検査と診断

①尿検査

血尿の有無や、結石の成分を形成する結晶の有無、尿路感染の有無についても検査することができます。

尿酸結石やシスチン結石のように尿のpHが酸性の場合にできやすい結石もあるので、尿のpHを調べることもあります。

②超音波検査(エコー)

腎臓の結石の有無や水腎症(尿管が結石によって閉塞することによって腎臓が腫れる)の有無を確認します。腎結石は超音波検査で直接描出できますが、尿管結石を超音波検査で直接確認することは困難です。

単純レントゲン写真やCTを組み合わせて確認します。

③腹部単純レントゲン

結石の有無やその位置を確認します。結石の種類により、レントゲンではうつらないものもあります(尿酸結石やシスチン結石)。

④CT

尿路結石の有無や場所を正確に診断することができます。レントゲン透過性の尿酸結石やシスチン結石もCTで明瞭に診断することができます。当院から徒歩6分の所にある提携画像センター(メディカルスキャニング富士見台)にて行うことができます。

⑤採血

腎機能の確認を行います。結石の原因を調べるため、尿酸値やカルシウム値、副甲状腺ホルモン検査を行うこともあります。

⑥結石成分分析

結石の成分を知ることにより、再発予防に役立つことがあります。

治療

・5mm以下の結石は、自然に排出することが多いので、薬物治療を行います。

・10mm以上の結石は、自然に排出する可能性が低いため、手術をお勧めします。

・5~10mm以下の尿管結石は、自然排出する可能性がありますので、1か月ほど薬物治療した上で、手術をするのがいいか患者様と相談致します。

①飲水・・・1日2L程度の飲水をして、排石を促します。
②薬物治療

・結石溶解療法・・・尿酸結石とシスチン結石は、尿をアルカリ性にするためにクエン酸製剤(ウラリットなど)を投与します。高尿酸血症を伴う尿酸結石の場合には尿酸の生成を抑制する薬を投与します。シスチン結石では、尿中のシスチンを溶けやすくする薬(チオラ)を投与します。

・鎮痛剤・・・・・・NSAIDsや鎮痙剤などを用います。

③体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

体の外から衝撃波を結石に向けて当てて、結石を細かく砕く治療です。主に小さな結石が適応です。

④経尿道的尿管結石砕石術(TUL:)

尿道から尿管鏡を尿管内に挿入し、結石をレーザーで破砕、摘出を行う手術です。2cmの比較的大きな結石も治療ができます。

⑤経皮的腎砕石術(PNL)

背中から腎臓に向けて1cm程度の通路(トラクト)を作り、内視鏡を挿入し、腎臓(腎盂・腎杯)内の結石を破砕して摘出する手術です。腎臓内の2㎝以上の大きな結石の治療も行うことができますが、侵襲度が高い手術です。

⑥再発予防

尿路結石は約50%の人が再発するため、再発予防が重要です。

・1日に2L以上の水分を摂取する

・過食を避ける

・適度な運動、バランスのよい食事を取る、夕食から就寝までの時間を4時間以上あける

・尿酸結石やシスチン結石などがある場合には、それらの治療や尿のアルカリ化を行う。

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