甲状腺
甲状腺とは
のどぼとけの下にある臓器で、蝶が羽を広げた形をしたような形をしており、
甲状腺ホルモンを産生しています。
甲状腺ホルモンは、全身の臓器で代謝を活発化したり、
成長を促進したりする大切な働きをしています。
全身の甲状腺ホルモンの量は、下垂体より分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)
によって調節されています。
甲状腺ホルモンの異常で出現する症状
甲状腺ホルモンが多くなるとき(甲状腺機能亢進症)
暑がりになる・疲れやすい・体重が減る・息切れ・動悸がする
下痢になる・手が震える・月経不順になる
イライラする・落ち着かない
甲状腺ホルモンが少なくなるとき(甲状腺機能低下症)
寒がりになる・疲れやすい・体重が増える・むくむ
便秘になる・皮膚が乾燥する・脱毛がある・月経不順になる
無気力になる
検査
甲状腺のはれ、甲状腺ホルモンの異状を疑う症状がある場合
① 採血検査
② 甲状腺の超音波検査
を行います。
採血では、甲状腺機能、自己抗体などを測定します。
甲状腺の超音波検査は、平日14時から 行っています。